捨て歌詞の掃き溜め

捨てた歌詞を投稿します。

諦めの間

【諦めの間】

 

不安定な自分に視線を当てる

なんて醜いんだろう

 

自分が気がつけないこの汚さに

ただ溺れていくだけなのに

 

やめようよ

自分を無様に扱うのは

こんなに気持ち悪い私でも

必要としてくれている

 

その惨めな手のひらに刻んで

「もうやめていいの」   

 

鎖に結び付けられた貴方の顔を

私は無視してしまう

 

ただ自堕落に溺れていく私を

何もない部屋へと誘い込んで

 

行かないで

どんな言葉をかければいい?

無力で飾られた私でも

必要としてくれている

 

その惨めな手のひらに刻んで

「もう逃げてもいいの」

 

どうにもならないこの期待は

どんどん増していく

もういい加減に歩みを止めようよ

進む道なんてないんだから

 

やめようよ

自分を無様に扱うのは

こんなに気持ち悪い私でも

必要としてくれている

 

その惨めな手のひらに刻んで

「もうやめていいの」