孤独
【孤独】
見てよ
愛してよ
私が見えるでしょ?
呼びかけてよ
好きになってよ
私の声が聞こえる?
もう淋しいのは嫌なの
私をすくい上げてよ
私はずっと待ってる
貴方が私に恵んでくれるのを
飾ってよ
盛ってよ
私を愛してるでしょ?
もう一度
私を見てよ
もう淋しいのよ?
私の呼ぶ声がきこえる?
誰か私の声を聞いていないの?
ねえ聴いているの?
私を独りにさせないで
桜が舞っていたあの路さえも
もう枯葉の間に消えてしまった
見てよ
愛してよ
私が見えるでしょ?
呼びかけてよ
好きになってよ
私の声が聞こえる?
私はここにいるのに
誰も愛してくれない
働く
【働く】
楽しく遊んだ後は
街に繰り出そう
二度目の宴会の始まりさ
明日の予定は無いわ
街に繰り出すの
20年ぶりの再会なのさ
見てみてよ
子供が遊んでいるわ
私たちとそっくりね
必要なものは全て持った
さあ歩き出そう
そしてふと立ち止まろう
呼びかけられたように
短い夜を越えたら
みんなの元に行こう
あの世の宴会の始まりよ
見たい映画があるの
街に繰り出そう
友達を誘って誘われて
見つけてよ
何にも無い普通はそこ
それが一番よね
必要なものは全て持った
さあ歩き出そう
そしてふと立ち止まろう
呼びかけられたように
遊びつくした後はゆっくり休もう
明日の予定はギチギチよ
頑張らなくてもね
私たちはたどり着いた
小さなご褒美に
そしてまた歩き出すの
またのご褒美のためにね
必要なものは全て持った
さあ歩き出そう
そしてふと立ち止まろう
呼びかけられたように
立ち止まる
立ち止まるのよ
立ち止まるの
私を見て
【私を見て】
気づいたそこは海の底
私は貴方を愛してる
でも見て
手首は繋がれたまま
膝を見て
目線の約束は変わらない
貴方を嬲り殺すわ
(いい加減にしろ!)
刻んでミンチにしましょう
(いい加減にしろ!)
弾け飛んだ私はまた次の相手を
見上げたそこは鉄格子
私は貴方にあったわ
さあ見て
私の異常さを晒すわ
さあやろう
壊れた心を重ねてよ
貴方を優しく包み込むわ
(いい加減にしろ!)
何にも変わらないこの場所で
(いい加減にしろ!)
そして今日もまた使命に返事を
溺れる人形
【溺れる人形】
梢が遮る光の影が
私の保身さえも暴いてしまう
もうどうこうするレベルじゃないの
静けさをひどく怖がる私が
貴方の未来さえも危うくする
それはもう手遅れでしかないの
誰でもない君こそが
私の宝物だったよ
そして教えてよ
この季節を自覚させるほどの
鋭い好意に
もう戻らない光の過去を
何度も振り返って記録する
毎日が負担と希望で溢れていたの
するがままにこそ柔軟に
私は私でいられなくなるの
見えるところに貴方がいないから
誰でもない君こそが
私を太くしたから
今ここで生きて
そして苦しんでいるのは貴方
その心よ
かすり傷にもならない殴り方は貴方のくせ
何でも無かったけど思い出したくない
何でも無かったけどね
誰でもない君こそが
私の宝物だったよ
そして教えてよ
この季節を自覚させるほどの
この溺れに
言葉
【言葉】
暗い道を思い出すしかなかった日々
もうそんなものに頼らなくてもいいの
限りない貴方の優しさに傾く私を
貴方は頼りなく肩を預けるかしら
こっちを向いてよ
もう何にも気にしなくていいの
貴方が考えていることなんて
何もかもお見通しだけど
だけどもう一度こっちを向いて?
今ならまだやり直せるわ
語らずに済ませていたあの日常を
叫ばずに閉じ込めていたお互いを
もう思い出さなくても良いくらいには
ロクに長い時間空気を共用していないわ
こっちを向いてよ
もう何にも気にしなくていいの
貴方が考えていることなんて
何もかもお見通しだけど
だけどもう一度こっちを向いて?
今ならまだやり直せるわ
あっちを向いた貴方にどんな言葉が似合うだろう
考えただけで恥ずかしいけれど
キラキラした今日をあの昨日に重ねて
さあ
こっちを向いてよ
もう何にも気にしなくていいの
貴方が考えていることなんて
何もかもお見通しだけど
だけどもう一度こっちを向いて?
今ならまだやり直せるわ
Let's count it again
【Let's count it again】
薬の効き目は7日間
そう明日までよ
貴方の心はボーダーライン
そうガラスのように
怖い思いはここまでよ
だって今から楽になれる
もう一度数えてみない?
今まであった良いことを
もしかしてだけど数えるまでもなかった?
そうよ、良いことなんて無かった
傷口の修復に14日間
そう28日までよ
メイクが崩れた夜の街
見切った私の心は底に
一人で歩くのはここまで
だって兄弟に会えるの
もう一度数えて見ない?
今まであった良いことを
もしかしてだけど数えるまでも無かった?
そうよ、良いことなんて…
泣き叫んでいる私を
遠くから笑っているのは貴方よ
本当はそんなことないのに
私はよく勘違いする
もう一度数えて見ない?
今まであった良いことを
もしかしてだけど数えるまでも無かった?
そうよ、良いことなんて…
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The efficacy of the medicine is 7 days
yes, until tomorrow
Your heart is borderline
yes, like a glass
The scary thought is until here
Because I can get better now
Why do not you try counting the good things that have happened so far?
Perhaps it was not even counted?
That's right, there was never anything good
14 days to repair the wound
Yes until 28th
Night town where makeup collapses
My solved mind is at the bottom
Walking lonely is until here
Because I can see my brothers.
Do not you see counting on the good things that have happened so far?
Perhaps it was not even to count?
Yes, good things...
It is you who will blame me.(私を責めるのは貴方よ)
Even though it is not true, I often misunderstand
Do not you see counting on the good things that have happened so far?
Perhaps it was not even to count?
Yes, good things ...
諦めの間
【諦めの間】
不安定な自分に視線を当てる
なんて醜いんだろう
自分が気がつけないこの汚さに
ただ溺れていくだけなのに
やめようよ
自分を無様に扱うのは
こんなに気持ち悪い私でも
必要としてくれている
その惨めな手のひらに刻んで
「もうやめていいの」
鎖に結び付けられた貴方の顔を
私は無視してしまう
ただ自堕落に溺れていく私を
何もない部屋へと誘い込んで
行かないで
どんな言葉をかければいい?
無力で飾られた私でも
必要としてくれている
その惨めな手のひらに刻んで
「もう逃げてもいいの」
どうにもならないこの期待は
どんどん増していく
もういい加減に歩みを止めようよ
進む道なんてないんだから
やめようよ
自分を無様に扱うのは
こんなに気持ち悪い私でも
必要としてくれている
その惨めな手のひらに刻んで
「もうやめていいの」